トピックス記事     カテゴリ : システム開発

システム導入は「あれ?」と思ったら赤信号

最初の「あれ?」

構築したい情報システムについて情報処理会社と打ち合わせを重ねるがラチがあかない。
「現在の管理方法の問題点を明らかにするためにアンケートをとって分析しましょう」
「調査には費用がかかりますが」
「パッケージですから何にでも対処できます」

必要だと思う機能のことは言わず、巨大なパッケージの説明ばかりする。
「すべての管理を網羅しているパッケージですから大丈夫」の一点張りだ。根掘り葉掘りきて、少し様子がわかったが、わかったのはがんじがらめらしいということだ。
今の管理方法をいくらコンピュータするといっても、イメージが違いすぎる。管理のやり方を根本的に変えるのは、リスクが大きすぎる。非公式に概略費用を聞いて、目の玉が飛び出しそうになり慌てて押し込んだ。
こりゃだめだ。

こんどのソフトハウスは 逆「あれ?」

別のソフトハウスに話を聞いた。RPGを使って書き上げるという。
説明がいちいち丁寧だ。「あれれ?」と思うほど前の会社と違う。

希望する管理を説明すると一つ一つ回答してくれ、更に新しい提案や抜けていた処理をしてくれる。基本的な管理の「本来あるべき姿」の話でお互い理解でき、最終的にめざす形の意思統一ができた。結局、構築したい管理を充分理解している人が設計しないと、欲しい管理は手に入らないということだ。
これならできそうだ。

抵抗勢力の「あれ?」

導入が決まって予算がつき、計画ができて動き始めた。
ブレーキは思わぬところから現れた。

「こんな面倒な管理などできない」
「マスタデータなど作る時間はない」
「現場は日々仕事をこなしているんだ。余計なことなどできない」

最初から立ち上げには負荷が大きくなることは説明しているんだろうが! どうして今さら。
協力してもらうため個別に話をして納得してもらう地道な時間がはじまった。
とうとう少しずつだがシステムが動き始めた。

「効果を明らかにしないと「あれ?;」」

「システムが動き始めたようだが、導入効果はどんな具合だ」
「具体的な効果はどのくらいだ。人は減らせたのか」
もちろん効果は、できあがったシステムで集計できるのが当たり前である。電算機なのだから、集計ができなくてどうするのだ。

売上げの集計、月次残高試算表は締め後3日で各部門から集まるようになった。予測の制度があがれば、もっと短縮できるだろう。
生産管理に給与管理が結びついた。作業実績とぶつけることで、製品単位の人件費が洗い出せるようになった。作業工程ごとのコストが分かってきたことで、見積もりの精度がとても上がった。裏付けがしっかりしたので営業がとても楽になってきた。

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