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システムを作るときのキモ その1
..特に社内で作る時は絶対注意

開発したシステムは、思っているよりずっと長い期間使われる。

「どうせ、そんなに長い間使われることはないだろう」
「そのうちきっと誰かが、ちゃんとしたシステムを作ってくれるだろう」

これが、2000年問題を大きくした理由の一つである。
主記憶もストレージも貧弱だった昔のハードウェアで作られたシステム/プログラムは、そのまま20年以上使われ2000年に問題となった。

社内でシステムを作ると、大概、作った人がメンテナンスも行うことになる。
使われている間は、不具合が生じたら対処しなければならない。
XPから Vista、さらにWindows 7に変わっても、動かないと困るのである。

3ヶ月たてば自分も他人。

「あれ、前年度のデータが残っている。新年度ならデータは空にしなきゃ」
「年次の更新しなきゃいけないのかな。新年度のデータはどうするんだろう」
「まずいなぁ、どうやって作ったか全然覚えてない。作ったときは一生懸命だったからなぁ」
入力して、集計して終わりではない。
蓄積されるデータには、月次処理が必要で、さらに年次更新が必要になる。
増え続けるデータにハードウェア、ソフトウェアが耐えられるのか、検証と対策が必要になる。
あたふたと年度更新のサブシステムを付加しても、テストをしなければ意味がない。
未テストのまま稼働させるのは、時限爆弾を起動させたのと同じこと。このような事故が生じることになる。

システムは成長し、庇護を要求する。

「これができるなら、こっちも集計して欲しい」
「あの集計と、この集計を合わせた資料が欲しい」
「他の集計は、誰かがやってくれるだろう」
「この集計だけできればいいのだ」と勝手な思い込みでシステムができあがると会社は大迷惑となる。

システムは拡大するものである。
システムが動き始めて機能が分かってくると、次々に要求が出てくる。
それに応えてサブシステムを追加していくと、次第に誰にも理解できないシステムになっていく。
しかも増築に次ぐ増築により、一部の変更が別の場所のほころびを生み破綻が始まる。

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